毎日触れるダイニングテーブルだから。ウレタン塗装とオイルフィニッシュ仕上げの基本の話。

ダイニングテーブルを選ぶとき、好みのデザインであることや
生活に適したサイズ感であることと同じくらい大切なのが「手触り」です。


食器を置くとき。在宅ワークをしながらコーヒーカップを手に取るとき。

何気なくテーブルに触れた際の木の質感は、そのまま暮らしの心地よさにつながります。

でも、そのテーブルの手触りをつくっている“仕上げ”について、
情報がないままテーブルを購入される方はとても多いんです。

仕上げには大きく分けて「ウレタン塗装」と「オイルフィニッシュ」があり、

それぞれの特徴を知ると、自分の暮らしに合うテーブルを選びやすくなります。

ウレタン塗装──毎日の家事を軽くしてくれる、強く扱いやすい仕上げ

ウレタン塗装は、木の表面に透明の塗膜(コーティング)をつくる仕上げです。
この膜が木の素材を覆ってくれるため、

  • 水・油・食べこぼしが染み込みにくい
  • ふだんのお手入れは水拭きだけで十分
  • 輪ジミがつきにくく、扱いがラク

という、頼もしさがあります。
小さなお子さんがいる家庭や、家事の効率を重視したい方には安心な仕上げです。

一方で、塗膜が傷ついた場合はご自身での修復が難しいことや、

塗膜による表面の光沢により光を反射しやすく比較的質感が劣りやすいことは知っておくと安心です。


オイルフィニッシュ──木の素肌感をそのまま楽しむ、変化を受け入れる仕上げ

オイルフィニッシュは、木にオイルを染み込ませ、表面に塗膜をつくらない仕上げです。
そのため、

  • 木の手触りがそのまま残る
  • 光を反射しない落ち着いた表情
  • 経年変化で深まっていく色合い

といった、“木と一緒に時間を過ごす”ような楽しさがあります。

ただし、水や油は染み込みやすく、輪ジミがつくこともあります。
とはいえ、多くの汚れは軽く削ってオイルを入れ直すことで自分でメンテナンス可能です。

私たちがお肌のお手入れをするのと同じ、
オイルフィニッシュの場合は、表面がカサカサしてきたな、と思うタイミングで表面のケアが必要です。

それはおよそ年に1〜2回が目安なのですが、

そのひと手間を、家具を育てていく時間として心地よく感じられる人も多いです。

※Ritzwell様のウェブサイトより

どちらが正解かではなく、どんな暮らしがしたいか

仕上げの違いでの優劣はなく、それは“どんな暮らしがしたいか”の違いです。

  • ラクに扱いたい・汚れを気にしたくない → ウレタン塗装
  • 木の質感や変化をじっくり味わいたい → オイルフィニッシュ

ダイニングテーブルは、毎日の「触れる時間」が家具の中でも長いです。
だからこそ、見栄えや暮らしに合ったサイズ感だけではなく、

触れたときの安心感や心地よさも大切です。


自分がどのように時間を過ごしたいかを思い浮かべて、暮らしに合うお品を選んでみてください。

家具メーカーのお品では、ウレタン塗装・オイルフィニッシュを選択できるテーブルも。
※飛騨産業様のウェブサイトより
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