「重い」「不便」だと思っていた土鍋が、暮らしを少し軽くしてくれた。

本当は欲しいと思いながらもその反面、正直ずっと避けてきた道具がありました。
それが「土鍋」です。

収納量が限られたマンション暮らしの我が家では、重く場所をとる鍋はとにかく不便。
冬の鍋料理も、軽く、他の調理機器と重ねて保管できる、

扱いやすいアルミ鍋が定番でした。

ただ、アルミ鍋は温まりやすく調理の時短を図れる反面、冷めるのも早くて、
あつあつのお鍋がすぐにぬるくなってしまうのがいつも少し残念で。

そんな小さな不満を抱えたまま、なんとなく数年が過ぎていました。

転機になったのは、酵素玄米を生活に取り入れはじめたことでした。
酵素玄米をつくるために、玄米を炊いたあとそのまま炊飯器の中で4〜5日寝かせておくため、

その間は白米が炊けないのですよね。


「もう一台炊飯器か保温器を買う?」と悩んでいたときに、ふと目に留まったのが
“土鍋で炊くごはん”という言葉でした。

ちょうどそんなタイミングで、お知り合いの方に誘っていただき、

クラシコサエル様が主催されている、

土鍋メーカーのワークショップに参加する機会がありました。
実際に土鍋でごはんを炊き、土鍋料理の作り方を見学し、試食する体験です。

↓クラシコサエル様についてはこちら

飾らない豊かさがある暮らし|クラシコサエル


できたごはんをひと口食べた瞬間、びっくりしました。
お米はつやつやもちもち、ふわっと香りがひろがります。
炊飯器のごはんとは違う、やさしい甘みがありました。

炊き立てのつやつやのお米。

しかも、ごはんだけじゃない。
煮込みも蒸し料理も、無水調理やお菓子づくりまでできるなんて・・・!
専用のパーツを使えば、下でスープを煮込みながら上で蒸し野菜をつくるといった、

時短調理も可能なんです。
「土鍋=鍋料理」という思い込みが、すっかり覆されました。

ひとつの土鍋の下でトマトのスープを作り、上でお野菜とスペアリブを蒸していました。

そして何より感激したのは、その佇まい。
土鍋といえば蓋に花柄がデザインされていて、垢ぬけない調理道具のイメージでしたが、

最近の土鍋はデザインも洗練されていて、インテリアになじむものばかり。
むしろ「出しておきたい」と思えるような、美しい道具なんです。

画像はワークショップでも拝見した長谷園様のWebサイトより。

土鍋って、ただの鍋じゃなかった!
ひとつで何役もこなしてくれて、暮らしのリズムにやさしく寄り添ってくれる存在なんですね。

もしあなたも「重そう」「場所を取る」と思っているなら、一度、土鍋でごはんを炊いてみてください。

きっと、忙しい中でも美味しく楽しく食事をしたい、あなたに寄り添う道具になってくれるはずです。

Table of contents